トンソクくんの新企画 「私の街の好きを絵葉書にしたよ」 戸越銀座編 巨人のシチューハウス
戸越銀座商店街のもっとも東のはずれにある「巨人のシチューハウス」はアイルランドからきた2mを超える巨人がやってるお店です。前から気にはなっていたのですが、昨日はデザートファースト水彩の生徒さんから「美味しかったよ」という話を聞いて教室が終わった後に出かけました。
私は戸越銀座商店街のもっとも西のはずれにある「グランマという御惣菜屋さん」で毎月第2土曜日の午後2時から「デザートファースト水彩教室」というちょっと変わった水彩教室をしています。この水彩教室についてはデザイン学会でも発表していますが、
難しい形のスケッチよりも先に楽しい水彩の塗の楽しみを実感してもらい、その後でだんだんと難しいことも勉強していきましょうという教え方です。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssd/65/0/65_62/_article/-char/ja
ですので、私は絵心がないからと思っている方にこそよい教え方だと思っています。
さて話を戻しましょう。とにかく「巨人のシチューハウス」に着きました。巨人は店や料理の説明、それから彼が書いた小説の話や輸入代理店を最近はじめたこと、最後にビールの名前にもなっているアイルランドの伝説の女性の話まで、巨人らしい大声だけと巨人らしからぬ早口で説明してくれました。
最後に、あと一時間ぐらいするとアイリッシュミュージシャンが来てアイルランドの曲を演奏するというので、ゆっくりするつもりで、まずシチューを食べることにしました。シチューはセットになっているので、1050円ぐらいのマトンのシチューとライ麦のロールパンのセットを頼んだところ、かなりしっかり煮込んだ美味しいシチューが出てきて、生徒さんが言っていたとおりだと思いました。
食事が終わったころ、ミュージシャンがやってきて、いよいよ演奏が始まりました。せっかくなので、そのミュージシャンがどんな風に演奏していたのかを水彩で描いてみたのが、下の絵です。フィドルとギターとボーカルです。真ん中の女性はマギーという名まで、それにちなんで、今日はマギーという名のビールが500円で飲めるということでした。私は3本ぐらい飲んだかな。
そして、この絵を描きながら思ったのですが、これって新しい地域のコミュニケーションになるのではないかなということです。
つまり、戸越銀座の近くに住んでいる人達が私の水彩教室で、この絵のように地元つまり戸越銀座商店街のお気に入りのお店の絵を描いて、その絵を使ってそのお店をたとえばこのブログのようなところでお気に入りということで紹介したら、お店の人も喜ぶだろうし、描いた絵もただ作品を見せるより見てくれる人も多くなるし、お互いwinwinの関係になるんじゃないかなって思ったのです。
お店の情報は地元の人の本音を伝える情報こそに価値があると思うのです。ただ、地元の人は他の地域の人には教えたくないと思っているのも確かですが・・・。
そして、さらに絵でお店を紹介するなら、ただここのブログで紹介などするだけではつまらないから、いっそのこと簡単な店の紹介文をつけて絵葉書にして販売したらおもしろいのではないかと思いました。
売る場所は問題ですが、もしもそのお店の人が、描いてもらったその絵葉書を気に入ってくれたらお店で売ってくれるかもしれません。そうなればさらにwinwinになって、お店の人も生徒さんもとってもハッピーになるのではないでしょうか。
というわけで、まずは、これから、巨人のシチューハウスの絵葉書を作ってみようと思います。できたらまたご紹介します。
とりあえず、この企画つまり、
街の自慢の場所をデザートファースト水彩絵葉書にして紹介する企画
に
「私の街の好きを絵葉書にしたよ」
という名前を付けました。